こうきさん
セキュリティエンジニア未経験でも求人を紹介してもらえる転職エージェントを知りたい
セキュリティエンジニアとして転職を検討している求職者の中には、上記のような疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか?
セキュリティ対策が重要視される中、セキュリティエンジニアに求められるレベルも高くなっています。
最新の転職市場や業界トレンドに詳しくない転職エージェントを利用してしまうと、理想とする転職の実現性が著しく低下してしまう傾向です。
そこで本記事ではセキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェントを厳選紹介、サービスを効果的に使うコツや転職を成功させるポイントなどについて解説しています。
セキュリティエンジニアの転職を有利にする資格についても解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- セキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェント8選を紹介
- 転職エージェントをより効果的に使う3つのコツについて
- セキュリティエンジニアに関する基本情報の紹介
- セキュリティエンジニアへの転職を有利する資格を紹介
セキュリティエンジニアの転職はエージェントサービスを利用すべし
未経験からの転職も可能なセキュリティエンジニアですが、スキルと経験が伴うことで年収1,000万円も狙える職種です。
だからこそ転職エージェントの利用は欠かせないと言えるのですが、高スキルを保持していなくてもサービスには登録すべしという以下のような理由があります。
- 自分に合った求人先の紹介
- 応募書類・面接対策のフォロー
- 魅力的な非公開求人へのアクセス
それでは各内容について具体的に解説していきます。
自分に合った求人の紹介
セキュリティエンジニアにとって転職エージェントの利用が欠かせない理由として、自分に合った求人の紹介があります。
転職を成功させるには自分のスキル・経験にマッチした求人に応募する必要がありますが、自分自身の市場価値を客観的に判断するのは難しいことです。
転職エージェントを利用すればその問題を解決しつつ、判断の目も転職のプロに任せられます。
応募書類・面接対策のフォロー
次に理由として挙げるのは、転職エージェントを利用するメリットとしてもよく挙げられる応募書類・面接対策のフォローです。
セキュリティエンジニアの転職においても、自分のスキルや経験をいかにアピールするかが重要となります。
特に未経験からのセキュリティエンジニア挑戦では、プロによる応募書類・面接対策のフォローは必須事項です。
魅力的な非公開求人へのアクセス
セキュリティエンジニアの需要が高まっている中、条件の良い人気の求人はすぐに募集が閉じられてしまいます。
転職エージェントを利用すれば非公開求人へのアクセスも可能になるので、公開求人だけに応募するよりかはチャンスもずっと広がる傾向です。
非公開求人であればより魅力的な条件に出会える可能性もアップします。
【未経験向け】セキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェント
転職エージェントを利用すべしという理由はここまでにして、さっそく具体的な転職エージェントの紹介に入りましょう。
まずは未経験向けとして、以下にまとめた3つのサービスを紹介・解説していきます。
- ワークポート│転職初心者へのサポート実績が豊富
- リクルートエージェントIT│業界トップの豊富な求人数
- doda│自身のペースによる転職活動も可
ワークポート│転職初心者へのサポート実績が豊富
基本情報 | |
運営元 | 株式会社ワークポート |
---|---|
公開求人数(2023年11月) | 84,984件 |
対応可能地域 | 全国 |
ワークポートは転職初心者へのサポート実績が豊富な転職エージェントになります。
専門性の高いセキュリティエンジニアですが、IT専門だった経験があり特化型に迫る支援実績を持つワークポートなら安心です。
スピード重視の転職も得意としているので、なるべく早くセキュリティエンジニアとして働きたい方は要チェックとなります。
リクルートエージェントIT│業界トップの豊富な求人数
基本情報 | |
運営元 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数(2023年11月) | 97,248件 |
対応可能地域 | 全国 |
未経験からの転職で重視したいのが選択肢の数です。リクルートエージェントITは業界トップクラスの求人数ですので、選択肢の数に困る可能性は低くなります。
応募書類の添削や面接対策までしっかり行ってくれる点も未経験者から歓迎される要素です。
専門性の高いキャリアアドバイザーに担当してもらうためにも、リクルートエージェントITのサイトから登録しましょう。
doda│自身のペースによる転職活動も可
基本情報 | |
運営元 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数(2023年11月) | 219,141件 |
対応可能地域 | 全国 |
dodaは大手転職サイトですがエージェントサービスを申し込むこともできます。
自分のペースで求人を探す転職サイトと、非公開も含めた求人紹介を受けられる転職エージェントと2通りの使い方が可能です。
求人数やサポート実績も申し分ないので未経験でも安心して利用できます。セキュリティエンジニアの転職だと「dodaエンジニアIT」から登録するのがおすすめです。
セキュリティエンジニア経験者におすすめの転職エージェント
次に紹介するのは、すでにある程度の実績があるセキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェントです。
キャリアアップや年収アップ、市場価値の確認などに利用できる転職エージェントになります。
具体的なサービス名は以下のとおりです。(ひとつだけ転職サイトを含んでいます)
- レバテックキャリア│エンジニア転職特化型サービス
- ビズリーチ│主体的な転職活動ができるハイクラス転職サイト
- マイナビIT AGENT│高いマッチング率と手厚いサポートが魅力
- ウィルオブテック│希望するキャリアが明確なら登録優先度アップ
- Geekly│ゲーム業界特化で働きながらの転職にも
レバテックキャリア│エンジニア転職特化型サービス
基本情報 | |
運営元 | レバテック株式会社 |
---|---|
公開求人数(2023年11月) | 20,899件(エンジニア求人) |
対応可能地域 | 全国 |
まずおすすめするのはエンジニア転職でほぼ名前の挙がるレバテックキャリアです。転職支援サービスにおける認知度の高さは、そのまま信頼性の高さでもあります。
実際に紹介された求人の満足度は94%と、利用者のほとんどがサービスに対して好意的です。
したがってセキュリティエンジニアの転職においても、満足度の高い結果を出してくれます。
ビズリーチ│主体的な転職活動ができるハイクラス転職サイト
基本情報 | |
運営元 | 株式会社ビズリーチ |
---|---|
公開求人数(2023年11月) | 102,290件 |
対応可能地域 | 全国 |
ビズリーチは企業やヘッドハンターからのスカウトにより、理想の転職を実現するハイクラス向け転職サイトです。
ヘッドハンターからのスカウトであれば、状況によって転職サポートを受けることも可能となります。
基本的にはスカウト到着後からの対応はすべて自身で行うので、通常の転職エージェントよりも主体的な転職活動が可能です。
スキルのあるセキュリティエンジニアほど、有効活用できる転職サービスだと言えます。
マイナビIT AGENT│高いマッチング率と手厚いサポートが魅力
基本情報 | |
運営元 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数(2023年11月) | 48,501件 |
対応可能地域 | 全国 |
高いマッチング率と手厚いサポートを求めるなら、マイナビIT AGENTがおすすめです。
リクルーティングアドバイザーによる情報収集で企業が求める人材を把握し、キャリアアドバイザーが利用者の強みをまとめます。
その結果が転職後の定着率97.5%というマッチング率の高さを表す実績です。
サポート面は応募書類の添削や模擬面接の実施など、転職成功率を高めてくれるサービスが揃っています。
ウィルオブテック│希望するキャリアが明確なら登録優先度アップ
基本情報 | |
運営元 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
---|---|
公開求人数(2023年11月) | 2,349件 |
対応可能地域 | 全国 |
ウィルオブテックは利用者の希望するキャリアに寄り添った提案を得意とする転職エージェントです。
したがってセキュリティエンジニアとして望むキャリアが明確なら、ウィルオブテックもおすすめの選択肢に入ってきます。
転職サポートは専属2名で行われるので不安はありません。年収アップを求人紹介の初期条件としている点も、サービスの魅力です。
Geekly│ゲーム業界特化で働きながらの転職にも
基本情報 | |
運営元 | 株式会社Geekly |
---|---|
公開求人数(2023年11月) | 18,716件 |
対応可能地域 | 東京23区 |
Geeklyの特徴はIT・Web・ゲーム業界特化である点と、働きながらの転職活動でも満足度の高い結果が得られる点です。
実際の利用者において在職中に転職活動を始めた人の割合は88%、入社後の活躍率は90%にまで及びます。
スケジュールの管理や種類作成の代行までサービスに含まれているため、スムーズな転職活動が可能です。
退職後の転職活動はリスクもあるので、Geeklyもおすすめの部類に入ります。
転職エージェントをより効果的に使う3つのコツ
セキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェント紹介は以上です。次は転職エージェントをより効果的に使う3つのコツについて解説していきます。
具体的な内容に関しては以下のとおりです。
- 複数の転職エージェントに登録する
- 希望する条件は明確に伝える
- 担当者が合わないと感じたらすぐに変更してもらう
それでは各内容についての詳しい解説に入ります。
1.複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントを利用するときの基本であり、効果的に使うコツのひとつでもあります。
複数の転職エージェントに登録する目的は、各サービスが保有する非公開求人の閲覧およびサポート内容の比較・検討です。
複数登録していることを伝えれば、他サービスの求人を引き合いに出すこともできるしサービスの向上にも期待できます。
2.希望する条件は明確に伝える
希望する条件を明確・詳細に伝えるほど、紹介される求人のマッチ率が高まります。希望職種や年収だけでなく休日数や将来への展望など、内定後の働き方までイメージして伝えるのがおすすめです。
ただし自身のスキルや経験に伴った内容でないと転職成功率は下がってしまうので、キャリアアドバイザーと相談しながら条件の優先度も決めていきましょう。
3.担当者が合わないと感じたらすぐに変更してもらう
転職エージェントのデメリットとして挙がりやすいのが、担当者の質や相性です。
この問題をうまく解決することが、転職エージェントをより効果的に使うコツとなります。対策としては担当者が合わないと感じたらすぐに変更してもらうことです。
転職活動の時間は限られているので遠慮せずに申し出ましょう。
セキュリティエンジニアの転職を成功させるポイント
続いてセキュリティエンジニアの転職を成功させるポイントについて解説していきます。押さえておきたい内容は以下にまとめた2点です。
- 志望動機を深く練りこむ
- リスク対策に関するエピソードを盛り込む
志望動機を深く練りこむ
転職成功率を高める要素として志望動機の完成度があります。
なぜなら企業側は「なぜこの業界なのか?」「なぜセキュリティエンジニアを志望したのか?」「数ある企業の中でなぜ自社を選んだか?」に注目するからです。
面接で回答した内容に一貫性がない場合、企業の印象は悪いものとなります。志望動機を深く練りこむことが転職成功のポイントです。
リスク対策に関するエピソードを盛り込む
セキュリティエンジニアは業務の性質上、リスクに対して敏感でなければなりません。少なくとも企業側はそういった人材を求めています。
したがってリスク対策に関するエピソードがあれば、応募書類や面接での対応に必ず盛り込むべきです。
リスク防止の対策やその結果がアピールできると、企業側に好印象を与えられます。
セキュリティエンジニアに関する基本情報
ここで未経験者向けの内容として、セキュリティエンジニアに関する基本情報をまとめておきます。
仕事内容・平均年収・未経験からの転職難易度・セキュリティエンジニアに向いている人についてです。
セキュリティエンジニアの仕事内容
セキュリティエンジニアの仕事内容は、外部からの攻撃に強いシステムやネットワークを構築することです。
企業が持つシステムに対してどのような対策が有効なのか調査し、「企画・提案」を行います。
続いて「設計・構築」の工程を経て「実装・テスト」に進み、実際の「運用・保守」に至るのが一般的です。
業務の流れ自体はほかのエンジニアとも類似していますが、すべてがセキュリティに特化した業務となります。
セキュリティエンジニアの平均年収
セキュリティエンジニアの平均年収は高い傾向で、求人ボックスのデータでは597万円となっています。
マネジメントの経験を積んでリーダーポジションになると、企業によっては年収1,000万円も可能です。
セキュリティエンジニアのキャリアパスとなる、ITコンサルタントへステップアップしても高年収を狙えます。
未経験からセキュリティエンジニアへの転職難易度
未経験からセキュリティエンジニアへの転職は可能ですが、転職難易度は高めです。
社内でのセキュリティエンジニア育成を目指す未経験向けの求人も存在しますが、競争率もかなり高くなってしまいます。
まずはインフラエンジニアとして実績を重ね資格も取得し、アピール材料が揃ってからセキュリティエンジニアへ挑戦する方法がおすすめです。
セキュリティエンジニアに向いている人とは
セキュリティエンジニアに向いているとして真っ先に挙げられるのは、責任感が強い人だと言えます。
セキュリティに関する業務は、ミスが許されないプレッシャーの大きな仕事となるからです。
またセキュリティエンジニアの業務は、直接的に企業の利益改善につながる仕事ではありません。
そのため分かりやすい成果を求める方には向いていおらず、裏方仕事を好む性格のほうが適性も高いと言えます。
セキュリティエンジニアへの転職を有利する資格
最後に転職難易度の件で触れた資格について解説しておきましょう。セキュリティエンジニアへの転職を有利する資格としては、以下のようなものがあります。
- 情報セキュリティマネジメント
- シスコ技術者認定
- 情報処理安全確保支援士試験
- CompTIA Security+
資格のみで転職を成功させることはできませんが、目標に向かって学ぶ姿勢や知識の証明として採用側にアピールすることも可能です。
情報セキュリティマネジメント試験
情報セキュリティマネジメント試験は平成28年に創設された新しい国家資格の試験です。
情報セキュリティマネジメントに関する、基本的な知識・スキルがあることを認定します。
受験資格は必要なく、合格率も50%~70%台で推移しているため比較的チャレンジしやすい資格試験です。
シスコ技術者認定
シスコ技術者認定はネットワーク関連の知識やスキルを証明する世界共通基準の資格です。
いくつかの分野に対して資格を提供しており、セキュリティ関連も含まれています。
難易度が4つ用意されていて自分の知識レベルに合わせて受験できますが、合格率は公表されていません。
セキュリティエンジニアの転職で有利に働く資格ですが、3年間の有効期限があるため更新していく必要もあります。
情報処理安全確保支援士試験
情報処理安全確保支援士試験も情報セキュリティに関する国家資格で、取得できれば弁護士のような登録制の士業として活動できます。
社会的評価が高くセキュリティエンジニアの転職においても有用ですが、試験のレベルが最高峰に位置づけられる高難度の資格です。
CompTIA Security+
CompTIA Security+はセキュリティエンジニアの業務に必要なスキルを証明できる、世界的にも認知度の高い資格です。
受験資格は必要ありませんが、中級から上級者向けとなる試験内容で実務経験2年以上が推奨されます。
キャリアアップを目指すセキュリティエンジニアの転職で役に立つ資格です。
【厳選】セキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェントまとめ
セキュリティエンジニアは専門性の高い職種であるため、転職を目指す際はプロのサポートを受けるのがおすすめです。
未経験からでも転職に挑戦できる職種ですが、転職エージェントの選択を間違えると成功率は下がってしまいます。
未経験者向けなのか、もしくは経験者向けなのか、まずはその部分をしっかりと判断して利用するサービスを検討しましょう。
コツを押さえて転職エージェントを活用できれば、キャリアアップを目的とした転職においても実現できる可能性が高まります。
セキュリティエンジニアとして活躍するためにも、ぜひ本記事の情報を参考に転職活動を開始してみてください。